イラスト

鉛筆で線画を描いた原稿をキレイに水貼りする3つのポイント

こんにちはtoMokaです。

二人展で水彩イラストの展示をしようと思い久しぶりに水貼りをしました。

 

普段でしたら、水貼りをした後に自作のカーボン紙 ※ を使ってトレスをし、コピックマルチライナーなどでペン入れをしています。

※自作のカーボン紙…B3より柔らかい芯の鉛筆でトレーシングペーパーを黒く塗りつぶし作ったカーボン紙のこと。トレスしたい下書きと原稿の間に入れ筆圧をかけてトレスできるけど、原稿に鉛筆の粉がつき汚れてしまうので、ペン入れと消しゴム掛けが必要になります。

今回は「鉛筆の線」を生かした表現をしようと、あらかじめ水彩紙にライトボックス(トレス台)を使いトレスをした原稿を水貼りしました。

 

鉛筆の線が擦れて画面を汚さないように、水貼りの際に画面がずれないように、慎重さが必要でした。

 

ですので、「鉛筆の線」が完成画面からずれない、擦れて画面を汚さない3つのポイントをまとめました。

 

水貼りを始める前にやる事2点と水貼り中に気をつける事1点。とても簡単な事なので、これから線画を描いてから水貼りしたいという方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

 

【水貼り前】①紙の裏面にアタリ線を引く

一つ目のポイントは木製パネルに貼る時に画面がずれないよう、水彩紙の裏面に木製パネルの大きさ(折り曲げるラインの)アタリ線を引きます。

最終的に見えなくなるので豪快に引いています。

 

アタリ線を目安に木製パネルの位置を決めるとギリギリまで線画を描いても見切れたりせずに綺麗に画面内に収めることができます。

このアタリ線があるとトレスの際にも「どこまで線画が入るか」がわかりトレスの配置決めもしやすくなります。

 

【水貼り前】②鉛筆の粉をとる

鉛筆で線画を描くとどうしても芯の粒子が画面を汚してしまうこと、ありますよね。

こんな感じに「擦れてしまった!」なんて事にならないように「練り消し」で鉛筆の粉を取ってから水貼りを始めます。

練り消しで優しく叩くようにして鉛筆の粉を取っていきます。

同じ面を使っていると練り消しに付いた鉛筆の粉が再度、紙に付いてしまうこともあるので叩く面を変えながら作業をおこなってください。

かなり薄くしました。このくらいの薄さだと水貼りの時も安心です。

比べると違いがわかりやすいと思います。

もしも線が薄くなりすぎてしまった場合は、水貼り後に紙が乾いてから描き足すか着彩後に描き足してください。

 

【水貼り中】③タオルの上から空気を抜く

最後は水貼り中に気をつける点になります。

普通に水貼りをする際、タオルで優しく撫でるように空気を抜いていきますが、鉛筆線がある場合はタオルで撫でると線が擦れてしまうので、広げたタオルの上から空気を抜いていきます。

タオルの上部を片手で抑え、もう一方の手で優しく空気を抜いていきます。

今回はS0(180×180mm)サイズだったので小さいタオルでも問題ありませんでしたが、木製パネルのサイズに合わせてタオルの大きさを変えたり工夫してみてくださいね。

 

まとめ

 

3つのポイント

①水彩紙の裏面に木製パネルの大きさ(折り曲げるラインの)アタリ線を引く

②「練り消し」で鉛筆の粉を取り、画面が横れないようにする

③水貼り中に空気を抜く時は、タオルの上から優しく撫でながら空気を抜く

上記の3点を注意しながら水貼りしたおかげか、汚れることも浮き上がることもなく無事に水貼りができました。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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toMoka-ともか-

ガールズイラストレーター。Lyrical Girls-リリカルガールズ-(叙情的な乙女)をテーマにアンニュイだけど凛とした乙女を描いています。「宇宙」「宝石」「コスメ」「レトロファッション」などのモチーフが好きで作品にも多く描いています。 横浜が好きすぎて住んじゃった人です。

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